設立目的
現在、たつの市御津町室津の地域は、人口の過疎化、そして超高齢化が叫ばれております。
かつて、この地域は漁業の盛んなまちとして、また船による交易・交流の要所として大いに栄えたまちでありました。しかし、漁業においては自然環境の変化もあり漁獲高が落ち、また後継者不足もあいまって漁業者の減少を招いております。地元産業の衰退とともに、地域の過疎化や高齢化となってしまいました。今、地域の担い手不足は深刻な状態にあります。
そんな中、有志の集まりで地元大浦地区の空き地の整備に関わってきたところ、更なる大きな想いが生まれました。自然を生かして活動し、地域を活性化させよう、この地域を住みよいまちにしていこうと有志の想いが一つとなって、「特定非営利活動法人 室津おおうら海沿いプロジェクト」の発足となりました。この法人においては、地域の活性化を目指すべくまちづくりの推進、観光の振興、文化の振興を図りつつ、住みよいまちのための福祉の増進や環境の保全などを図って参ります。
法人化を図ることで、組織だった活動を可能とし、活動内容を明確にすることにより社会的な認知が進みます。また協賛者や関連団体との連携を図りやすく、より効果的な活動になるものと考えます。そして、さまざまな事業の展開が期待できます。また、大浦地区の住民と力を合わせて活動が、公益的かつ非営利な活動となっていくことに鑑み、特定非営利活動法人として設立をして参ります。
室津大浦の地は、多くの自然の恵みに溢れています。海や山の持つ特性を生かした事業を推進して参ります。未来にわたって、地域の人が暮らしやすい、安心を得て生活していける場として、大浦地区のスマートビレッジ化を目指します。
また、室津の古き良き歴史を残しつつ村の進化を考え、多くの人々に足を運んでもらい、楽しく過ごせる場として、現在盛んになっている国内各地にあるIR(複合型リゾート)施設を結んでいく瀬戸内のリピート経由地として整備に力を入れ、室津大浦は独自のリゾートの場の設置を目指します。将来的には、日本国内はもとより海外からの来訪者にも対応していける事業の推進を図ります。
古き良き伝統を継承しつつ、新しい感覚に溢れるまち、そのために幅広い年齢層が集うまちを目指し、地域の人にとって、またこの地を訪れる多くの人にとって、心地よい空間として愛され続けられる地となる事を願い、活動を続けていきたいと思っております。
室津は港町として1300年の歴史があります。奈良時代に行基法師により5つの港が整備されました。
そのうちの1つが「室(室津)」です。
江戸時代に一番の栄華を迎えます。参勤交代で西国からの大名のほとんどが船で室津に到着し、ここから陸路江戸へ向かいました。 室津は海と陸の接点、宿場町として栄えたのです。
観光地と歴史文化のある町と同時に、いつの時代も人々の生活の場であるということにあります。
早朝には漁の船が出、夕方にはそれを待つ家族の姿があります。そんな1300年前からの風景がこの町には存在します。